★目指せ!快適ずぼらLife★

ずぼらなインドア人間が注文住宅で快適お家を目指します。その他生活について。家作り/家具/DIY/掃除/スキンケア/庭作り

注文住宅でお家計画⑩床を考える

~前段~

皆さまこんにちは、はじめまして。まどかです。

 

さて、今回は床材を決めた際のことを振り返ってみます。

 

こんなところまで決めるの!

 

というくらい、意外と細かく決めていきます。

 

ただ、こちらも担当の方が大雑把には決めてきてくれます。

でも、せっかく注文住宅なので、

あまり疎かにせずに決めていきたいですよね。

 

我が家ではこういった点に重きをおきながら話を進めた、ということを

お伝えできればと思います。

 

 

~床材について~

床材は、前段のとおり、ある程度は担当さんが決めてくださいましたが、

逆に色々聞かないと、こういう床材もありますよ~という話が

出てこなかったように思います。

 

というわけで、床材をまず大雑把にご説明です。

 

ただ、ハウスメーカーさん側で標準的に準備している以外の床は、

実際あんまり選ばないとは思います。

言いさえすれば、外部メーカーの床材を使用することももちろん

できるのだろうと思いますが・・・

基本的に敷設する面積が大きいので、結構ダイレクトに

値段に跳ね返ってくるんじゃないかと思います。

 

床材は大雑把には4~5種類くらいあると思います。

 

①無垢材

 天然木素材の床材。傷つきやすい味が出やすく、

 長年使用すると経年変化なども出てくる。艶なども出てきたりして、

 経年と共に高級感が出てくる。足ざわりもやわらかめ。お値段は、高い

 また、特性上、メンテナンスは必要

 

②突き板

 加工木材に板を貼って仕上げたもの。無垢材より安い

 三井ホームさんでは、この表面だけ無垢材を使用し、

 比較的安価に無垢材の特性も取り入れようという感じです。

 一般的な、よく見る木材のフローリングは、大体コレだと思います。

 メンテナンスは無垢材ほど必要ではないと思いますが、

 傷はやはりつきやすいです。

 

③フロアシート

 リフォームされてる賃貸の床とかは、コレのことも多いです。

 クッションフロアなどとも呼ばれたりします。

 木材などではなくて、ビニール素材のクッション素材のシートを

 貼ってるという感じです。

 水や汚れに強く(掃除できるという意味で)、足ざわりが柔らかいです。

 また、突き板に比べても、かなり安いです。

 ただ、傷がいったりすると、シートごと張替えになります。

 クッションなのですが、別に反発性はないので、重いものを置くと

 割とダイレクトにへこんだり傷ついたりしています。

 あとは、まあどうしても、ビニール感はあるので、質感が悪かったり、

 チープ感は否めません。。。

 

フロアタイル

 フロアシートと似たような感じなのですが、

 タイル状の素材に、表面だけビニール等で加工してあるようなつくりです。

 やわらかさはありません。これはデメリットだけでなく、

 石材やテラコッタ調で仕上げても、違和感があまりありません

 クッション性がない分、傷やへこみには強めに思います。

 ただ、重いものを落としたりすると、割れることはあるとか・・・

 傷ついた場合も、タイルなので部分交換でOKです。

 また、水や汚れに強い面は、フロアシートと同じです。

 問題は、お高め。広い面積で使うのは、なかなか難しいようです。

 

⑤タイル

 無垢材が天然の木そのものなら、こちらは石・陶器そのもの

 という感じです。大理石フロア!とかですね。

 重厚感や高級感はやはり高いでしょう。

 ただ、石なので、足ざわりは硬く、スリッパなどは必須でしょう。

 汚れや水、傷や凹みにも強いと思いますが、

 やはり重いものを落とした場合などの割れが心配です。

 こちらもタイル交換だと思いますが、お値段は材質によるとはいえ、

 かなり高額でしょう。

 

この中でも、それぞれ素材や色などでお値段や見た目、感触が

変わってきますね。

 

~リビングの床材を決める~

リビングは、原則は標準で用意されている床のなかでも比較的

 

グレードが高い素材で提案されることが多い

 

と思います。三井ホームさんだと、無垢材の突き板フローリングですね。

 

私は家は結構重厚感のある感じが好みだったので、

全体的に突き板フローリングで、色もウォールナット系にしています。

リビングもそのまま、ご提案いただいたまんまでいきました。

 

たとえば、犬や猫を室内飼いしている。子供が小さくて、床をかなり汚す。

などの課題があるのでしたら、思い切ってリビングの床こそ

フロアシートなどにしてもいいかな、と思います。

かなり安くなりますし、見た目は全然フローリングと同じように仕上げれます。

 

ただ、フロアシートって、正直カーペットのような形でも問題なければ、

上から敷いたりすることも可能なので、

将来的にきちんと木材のフローリングが良い、と思うようであれば

最初から突き板などで検討したほうがいいかなと思います。

 

もちろん、もっと高級感を!という場合は、

無垢材やタイルも検討・・・になるかと思います。

住友林業さんだと、オークかな?の無垢材は標準で床材にできますが、

基本的には結構お値段はアップしてくると思われます・・・。 

 

~部屋の床材を決める~

各部屋も、それぞれ用途に応じて床材は分けていった方が良いかと思います。

 

寝室の床こそ、ワンランクアップして、プライベートを充実させるぞ!

 

というのも全然アリです。そういう方もいるみたいですよ。

提案されるのは、おそらく、生活の中心となることを考え、

 

標準レベルのフローリング用の床材

 

になると思います。私たちは、部屋でPC用の椅子を使うことが

わかりきっていたので、傷に強いタイプとやらにしてもらいました。

 

寝室はリビングと同様、ウォールナット系の色にしてもらいましたが、

他の部屋は雰囲気を変えて、メープル系の明るい色にしてもらったりしました。

 

床材は、染色ではありますが、白ぽい色から濃い色まで、何種類か選べます。

大体、他の部分で同じように色を選ばないといけない場面

(扉とか、巾木と呼ばれる部分や、窓の桟の部分とか)と、

ハウスメーカーさん側で、合うように準備しているはずなので、

規格外の色にすると、色あわせで困ることになりそうです・・・。

 

~トイレ・洗面所・脱衣所の床材を決める~

こちらも、原則は上で述べた床材の特性を考慮して、

フロアシート

で提案されるはずです。

私もこの提案のままいきました。

 

木材だと、湿気でどうしても腐ったり、メンテナンスが大変です。

また、10年程度でどうしても工事が必要になる可能性が高い部屋です。

水に強いといっても、あまりタイルなど

高価な床材が向いているとも思えません。

 

フロアシートは、上述のとおり、ホームセンターなどでも普通に買えて、

なんなら自分たちで上から貼れるレベルなので、

非常にいろんな柄?プリント?があります。

カタログから色々決めていくのですが、カタログ外でも

色味や素材感を伝えれば出してもらえるかもしれません。

 

余談ですが、フロアシート、1点前の賃貸でも面倒だったのが、

 

隅にたまるホコリでやたら黒く汚れる

 

んですよねえ・・・今回もなんです。お手洗い、

隅はとにかく掃除しにくいので、なんとかならないものか・・・

 

~キッチンの床材を決める~

こちらだけ、提案してもらったものを変えました。

最初は、

 

リビングと同様、突き板フローリング

 

で提案してもらいました。しかし、料理と掃除、

両方する方はわかると思うのですが、気をつけていても、

 

床に何か(油とか・・)こぼれてる

 

んですよねえ・・・・それならフロアシートはどうかということなんですが、

前の賃貸はフロアシートだったのでわかっていたんです。

 

フロアシートの上に、別のビニールのものを置くと、

変色したり大変だし、油汚れが案外落ちにくい。

 

ということを・・・

ということで、キッチンだけこちらから、

 

フロアタイル

 

がないかを確認しました。結果はあったんですが、聞いてみなければ

出てこなかった選択肢じゃないかな?と思います。

ただ、さすがに選べる種類は少なめでした!

 

でも、キッチンで床のイメージを変えたければ、それこそ

マットでも敷けばいいしな・・・・ということで、

素直に白い石材調のものを選択。

 

結果は、今のところもしかしたら唯一床に傷などがない部位かもしれません。

結構お強いです、フロアタイル

 

~後段~

床材まで決めれるのは、注文住宅ならでは、という感じがしますね。

Selectedだと、こんなには決めれないだろうなあと思います。

特に、キッチンの床については、家で何が良いか調べまくりましたので、

そんなに広い面積ではないのですが、実現してよかったなぁと・・・。

 

材質を中心に記載しましたが、この上で色もとても大事です。

持ち込みや購入家具、壁紙の色も、この場では決めてないですが、

全部総合的に考えていかないとちぐはぐになってしまうので。

後からも変更は可能ですが、できあがりを想像しながら

あーでもない、こーでもない、をやっていました笑

 

結果ノリで決めたところも多いは多いですが、

かなり時間は要しましたね。

設計などと違って、一気に決めていくので、

その分1回あたりが濃い(そして長い)のも、

内装打ち合わせの特色でした。