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注文住宅でお家計画⑧設計について

~前段~

こんばんは、はじめまして。まどかです。

 

本日は、成約前からも始まる、設計について色々記載したいと思います。

設計とだけいうと、ふわっとしていますが、もちろん注文住宅にあたっては

中心の中心作業です。

 

↓ 設計後に作成してもらった、3Dイメージのリビング

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設計フェーズで考えたことや、検討したことを色々記載しておきたいと思います。

 

 

 ~間取りを考える~

どなたももちろん実施すると思うのですが、まず、どれだけの数の部屋が

ほしいのかを考える必要があります。

これは、成約前に設計を行ってもらえますので、その際にお話できるよう

準備しておくべきでしょう。

 

もちろん、まずは寝室ですね。部屋はいくついるのか。

次はキッチンやリビング、ダイニング。

それぞれ分けるのか、一続きにするのかですよね。

 

 あとは要望ベースになります。

部屋ごとにウォークインクローゼットがいるのか、

玄関に物置スペースは必要なのか、

もう少し言うと、お手洗いはいくつ必要なのか、納戸はいるのかとか。

具体的すぎると首が絞まる可能性ももちろんあるのですが、

希望はある程度出していって問題ないと思います。

 

たとえば、我が家の場合は、最初に決めていたのは、

主寝室が1つと、あと2名住むので、最低2部屋必要。

私が1階はなるべくオープンにしたかったので、LDKは一続き。

お手洗いは1F、2Fで必要で、要望としては、私たち2名が使用する書斎、

まあ実質PCスペースと本棚置き場ですね。

 

そして、2世帯になるので、どのようにすみわけするのか。

1F・2Fにするか、東西にするのか。

色々悩んだのですが、東西をベースとしてお願いしました。

上下だと音がどうしても響くのかなと思いまして。

でも後から聞いたところ、24時間換気の関係で、同フロアのほうが響くかもらしい。

ここはやってしまった可能性はあります・・・

 

上記を当初からお願いしていました。

 

このベースから、話し合いが始まります。

ちなみに、色々話してて結局増えたのが、

・2Fにも風呂場を設ける

(同居人のシャワーが死ぬほど長時間のため。

 これのせいでオール電化も諦めるハメになりました・・)

・各部屋は不要なので、2Fに大きいウォークインクローゼットを作る

・パントリーをキッチンに設ける

・その他部屋を増やす

 

で、結局結構なボリュームになりました。

 

動線を考える~

個人的になのですが、ハウスメーカーさんからいただく、

設計サンプル的なカタログ。これは本当に動線が考えられているのだろうか・・

と思うものが結構ありました。

と同時に、ここは本当に、設計士さんがどれだけ生活面に着目してくれるかが

光るところだと思いました。

 

成約後も設計はずっと続いていくわけですが、

設計士さんは設計士さん側で、最初から完璧な設計は無理で、

色々制約ができたりして、手直ししていくわけですね。

最初に動線がイマイチな設計が、あとから制約を受けてよくなることは、

まぁありません。

 

そして、この動線の部分は、あとの照明を検討するうえでも非常に重要になります。

 

私はあまり気にしていなかったのですが、家人が徹底的に気にしたのは、

洗濯時の動線でした。

風呂場を1Fにも2Fにも設けたことにより、どちらにも洗濯機を設置可能と

なったわけですが、洗濯機をどこに置くか、洗濯物はどこに干すか、

収納はどこにするかをかなり話して、結果、

2Fの洗濯機→ウォークインクローゼット→バルコニー

をほぼ一直線に配置してもらいました。

 

ここの設計が、住友林業さん側はどうにもうまくいかなくて困った記憶。

 

洗濯物を干すのはあまり苦にしていないのですが、

たたむ、直す、をなるべく減らしたいという希望でした。

干したあとは、そのままハンガーで取り込み、ウォークインクローゼットに

かける作戦です。幸い、うちの家族は全員、服持ちではないのです。

 

といいつつ、今後もし乾燥機を導入してしまうと、結局たたむ動作がいるんですけどね。

 

そのほかにも、キッチン回りや各部屋の動線をかなり検討しましたね。

たとえば、たまにある、キッチンの後方にお風呂場があるつくり。

これもキッチンの動線とバッティングするのが嫌で断りました。

 

また、各個人の部屋への動線に、他の部屋への動線をなるべく被らせない。

2階はもうある程度仕方ないところもありますが、結構気にしました。

~将来を考える~

これも、答えを用意してもらえた三井ホームさんの設計に

すごく好感度があがった事例ですね。

 

将来、もちろん住むメンバーの変動が起きてくると思います。

私たちには現在子供がいませんが、将来的にはもちろんほしいと考えています。

 

じゃあ、その人数が1名の場合は?2名になっちゃったら?

10年後、20年後の話なので、そのとき考えよう・・・・・となると、

破綻する可能性がありますよね。

いまどき、高校生以上の子で相部屋はなかなかかわいそうです。

少なくとも、私は嫌だな。

 

でも逆に、2人も子供はできないかも・・・・

というのもありますよね。

 

逆に、住む人数減るかも・・・というのも、もちろん、検討しますし。

 

そこでとてもよかったのが、

・来客用も兼ねて、1室は用意する。

・2Fに、共用ホールを設けておき(ちょっとリッチ感!)

 将来的に工事は必要だが、壁を設定することで部屋への改装を検討する。

 

もちろん少し、部屋としては不十分な可能性もあるのですが、

そのような計画で、照明や電気なども気をつけて設計してもらいました。

 

ちなみに住友林業さんも、構造の自由度を謳っているだけあって、

部屋を区切るなどは将来的に可能です。もちろんこれも工事はいりますよ。

でも、もう分ける場所がなかったんですよね。

最終的に、ウォークインクローゼットを分けよう、とか、書斎を明け渡そう、

という話になってしまったのが残念でした。

 

ウォークインクローゼットは、2世帯を分ける、東西の真ん中においていたので、

そこを部屋にしてしまうと、すみわけ度が下がってしまうんですよね。

 

むだなスペースになる可能性もあるのですが、その場合でもちょっと

本棚でも置いておけばいいし、私は結構このスペースは気に入りそうです。

 

~風と光の通り道を考える~

これも結局、三井ホームさんの設計が勝っていた部分ですね・・・

 

まず前提として、我が家の土地は、西日がかなり厳しいです。

東も南もなかなかの日差しなのですが、西が開けているため、

部屋が染まるほど、というのをお伝えしていました。

とにかく西日をなんとかしてほしい。

 

その一方で、私は風が通るのが好きです。

三井ホームさんは、全館空調を設定するので、本来は風の通り抜けについては

気にする必要はあまりありません。

 

でも、完成した設計では、基本的に1部屋内で風が通るようになっていました。

 

これはかなりすごい。

 

そして、光の射線も検討されていました。

 

つまり、一部屋基本的に2方向に窓を設ける。

もちろん西側の部屋は、西に窓を設けるわけですが、

直接生活スペースに射さないように工夫されていました。

また、1階部分は、基本的に南北で風も光も通るようになっていました。

 

うーん、すごい。

ここは、自分で検討するのもなかなか難しいので、

設計士さんの力が地味に出ますね。

 

南側には、アーチのようなオシャレな感じにしてもらっていたのですが、

これも実は、リビングに南の日がダイレクトに射しこまないように

だろうなぁ・・・と思うと、オシャレと機能性を両立してもらっているなぁ、と

感心しきりでした!

 

~わずかな違いを考える~

このような設計を、期間的には前後3ヶ月ほどなのですが、

詰まってるときには隔日だったり、土日ともだったりと、かなりみっちりと行います。

注文住宅なので、いくらでも設計に時間を費やすことももちろんできるのですが、

シンプルなところからストレートに積み立てていかないと、結局

ごちゃごちゃとした設計になってしまいます。

そして、シンプルなところからストレートに積みあがった設計は、

細かい部分の手直しだけで済むのです。

とはいっても、この細かい部分がなかなか厄介。

 

私たちの設計は、成約前の形から、ほとんど変えてないんです。

間取りもそのままでした。

それでも、実は扉がうまく入らないとか、ここにはもう少し幅が必要、

ここにスペースをとるので実はちょっと狭くなる・・・みたなことが

たくさんありました。そして、3月ほどみっちりと設計をしてしまいました。

 

これが、色々と手直ししてほしいところが多い設計だと、

半年くらいかかった上でかなり妥協したものになってしまったのではないだろうか?

どれだけ、家に何を求めているか、ではなくて、どのように生活したいのか、

を考えられる、または気が合う設計士さんに出会えるか、というのは

やはり一生モノの買い物をする上では大切かな・・と思いましたね。

 

そして、その中に遊びと機能性を両立させれるのがデザインというものだな、と

よくよく思いました。

 

営業さんから説得されたのは、

「最初に設計に感じる違和感は、あとで必ず大きな障害になる」ということでしたが、

実際、それはあるだろうな・・・と思います。

三井ホームさんの設計は、それだけすごく最初からビシっとくる設計でした。

 

~まとめ・考えること~

気をつけないといけないのは、シンプルなところから大事な部分を基礎にすること。

そして、家のために生活するのは本末転倒ですから、

生活に合った設計を目指すこと、ですね。

 

私は私の実家と、家人の実家、そして今の賃貸であったり、

昔遊びに行ったお家であったりを想像しながら「最強のマイホーム」を

目指しているのですが、それでもまだまだ、

快適にできる部分があるんだろうなぁ・・

 

とにもかくにも、完成が楽しみな間取りにするのがまず大事ですね!

それと同時に思ったのが、完成形が見えている家であることも大事だなと。

 

冒頭にもリビングのイメージを載せましたが、

どのハウスメーカーさんでも、いまどきは、3Dシミュレーションを作ってくれます。

 

↓キッチンとダイニングのイメージ。ここから変わったのは、キッチン横の壁をずらして減らしただけです。

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見たときに、「うわ~」とかって、ならないんですよね。

「まあ、こんなもんだな」と。それだけ、見えている形にイメージを

落とし込まないと、絶対に謎のスペースとか、出てくると思うんですよね。

なので、完成が楽しみと同時に、「大体思ったとおり」じゃないと、

設計はダメだな、と思いました。サプライズは、生活にはなかなかなじみません笑

 

設計は、やってる間は大変で(設計士さんや営業さんはもっと大変でしょうが)

なかなか考えることも多かったですが、悔いのないものにしなければ、

多分一生後悔すると思います。

 

その上でも、時間とは有限なので、短時間で良い設計を目指していかないとです。

メーカーさんもそれぞれに特色があって大事なのですが、

設計士さんとの相性のようなものも、本当に大事だな、とも思いました。